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美的生活のススメ 五感で感じる、夏の「涼」
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  5. Vol.3 涼やかな緑に癒されて

涼やかな緑に癒されて

風や光に加え、夏の涼を演出するのに欠かせないのが植物。清々しさをテーマに花やグリーンをあしらえば、気分まで爽やかになるから不思議。
和の伝統的な飾りや、籠やガラスなどの涼しげな器を上手に使ってアレンジしてみましょう。

シダの葉が風にそよぐ、和の空中庭園「つりしのぶ」

夏の軒先で揺れるものと言えば、涼やかな音を鳴らす風鈴。その風鈴と並び、古くより愛されさてきたのが「つりしのぶ」です。
これは竹などの芯材に山苔を巻き付け、その上にシダ植物のしのぶを束ねて形作ったもので、江戸時代に庭師がひいき先への夏のご挨拶用に作ったのが始まり。
苔玉のようなシンプルな形のものから、いかだ、小舟、井戸、帆掛け船、灯籠などさまざまなデザインがあるのも特徴です。

ガラスの風鈴と違って生きた植物ですから、直射日光を避けて吊るし、乾いたらバケツにはった水にしっかり浸けてあげることが大切。
かの小林一茶が「水かけて 夜にしたたる つりしのぶ」と詠った夏の風物詩を、この夏は楽しんでみませんか。

※つりしのぶは園芸店や専門店などで購入できます。

夏の花あしらいは、籠やガラスを使って涼しく粋に

夏は花を生けるときも、涼しげなアレンジメントで楽しみたいもの。
器に籠やガラスなどの素材を使い、花は控えめにして空間を生かし、スラッとした利休草などを効果的に使うとスッキリまとまります。
「美的生活のススメ」でお馴染みのフローラルデザイナー 野崎由理香さんが、今回も素敵な花あしらいをご紹介。花とグリーンが目と心を癒し、お部屋に涼を運んできます。

籠に生けた和風アレンジ
涼しげなグリーンの葉や、ブルー系の花を取り入れたアレンジです。縦にいけたグリーンスケールや、手前や左右に入れた利休草が、涼感をより一層演出。特に、初夏から夏に出回る利休草は、先端のスラッとした部分を効果的に使うことにより、涼しげな印象がアップします。
作り方
和風な籠の片隅に小さな器(高さのない小さな器なら何でもOK)を置き、吸水性スポンジをセット。空間と高低差を生かしながら花やグリーンを挿す。 ※透明な器を使う場合は、グリーンなどを横向きに挿して、吸水性スポンジを隠すとよい。
花材
  • グリーンスケール
  • 利休草
  • クレマチス[品種名:ドランディ]
  • ササバリンドウ
ここがポイント!
籠にめいっぱい花などを入れてしまうと、暑苦しい雰囲気になってしまいます。籠の空間を十分生かす程度の少なめの花を使い、あとはグリーンで上手に演出しましょう。籠はわざわざ購入しなくても、和菓子などが入っていた籠などを利用してもいいですね。
ガラスに生けた夏の花
ガラスの器に、夏の花の代表であるヒマワリなどをアレンジ。カーブのラインがきれいな黄緑色のデンファレと、スラッとした葉の利休草を長めに挿し、涼やかに仕上げました。剣山を隠す目的とディスプレー効果を兼ね、海辺をイメージするサンゴ砂をプラス。
作り方
ガラス器に小さな剣山をセット。花やグリーンをアレンジしたあと、サンゴ砂を入れる。
花材
  • 利休草
  • デンファレ[品種名:レモンブーケ]
  • ヒマワリ[品種名:東北八重]
ここがポイント!
こちらも花やグリーンを入れ過ぎないようにし、空間を生かすような生け方で。剣山が見えないようにサンゴ砂でしっかり隠し、器内もきれいにならします。ヒマワリは写真の東北八重という品種や、レモンイエローのもの(例えば、モネという品種など)がおすすめ。利休草の先端部分をいかして、スラッとアレンジしましょう。まわりに貝殻などをさりげなく置いても涼しげです。
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