えっ、コンタクトレンズにも?思いもよらないカビの被害
えっ、コンタクトレンズにも?
思いもよらないカビの被害
2008年4月1日更新
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コンタクトレンズにもカビは生える
平成19年度の文部科学省 学校保健統計調査の結果によると、中学生で51.2%、高校生で55.4%の人が裸眼視力1.0以下という報告がされています。眼鏡等で矯正が必要な人が、かなりの割合でいそうですね。コンタクトレンズを使用されている方もたくさんいらっしゃることと思いますが、手入れが悪いと、コンタクトレンズにもカビが生えてしまうことがあります。
装用後のレンズには、涙の中のタンパク質や脂肪、カルシウムなどの成分、空気中のホコリ等さまざまな汚れがついています。レンズを汚れたままにしておくと、カビや細菌などが繁殖し、レンズが劣化するだけでなく、目に悪影響を与えてしまうこともあります。特にレンズに水分を含んでいるソフトレンズの方が、カビや細菌が繁殖しやすく、放っておくと素材の中まで汚染されてしまうそうです。
目の健康のためにも、コンタクトレンズを使用されている方は、毎日のケアを忘れずに!
文化財を蝕むカビ
奈良県明日香村にある国の特別史跡キトラ古墳の石室には、玄武や白虎、星宿等の壁画が描かれています。その石室の壁にカビが生えたとショッキングなニュースが伝わったのは2004年3月。
文化遺跡を守るためには、修復、保存作業が必須ですが、長い間ずっと閉ざされていた場所に調査が入ることにより古墳内の環境が変わり、今まで沈黙を守っていたカビの胞子が繁殖を始めるようです。キトラ古墳の場合も、その後の定期点検で何度かカビが発見され、都度、アルコールを使用して除去しているようです。
さらに記憶に新しいのが、極彩色の壁画で知られる高松塚古墳のニュース。石室側壁のカビが拡大し、「飛鳥美人」と呼ばれる国宝の壁画部分にも被害がおよんだため、石室を解体して壁画を古墳から取り出し、修復することになりました。
私たちに太古のロマンをかきたててくれる古墳。こういったお宝の保存にもカビ対策はかかせないのですね。
ハト公害の本当の怖さ
駅構内に住み着いたハトが撒き散らす糞や羽で、ホームが汚れているのに気づくことが多くなりました。平和のシンボルとして親しまれてきたハトも、嫌われ者としてクローズアップされてきている今日この頃です。糞公害は、汚らしいし、本当に迷惑ですが、もっと心配なのは、ハトに糞に「クリプトコックス・ネオフォルマンス」というカビがいることです。
乾いたハトの糞が土ぼこりとともに舞い上がり、このカビが肺に吸入されると病巣ができます。
感染しても大部分の人は治るのですが、抵抗力の弱った方の場合、中には脳や脊髄に転移し、脳炎や髄膜炎を引き起こすことがあります。
ハトに悪気はないのでしょうが、体が弱っている患者さんをかかえる病院などでは、気になる問題ですね。
ジェット機の燃料漏れの犯人は?
かつて、自衛隊のジェット機の燃料タンクにカビが発生して燃料が漏れる事故が起こったことがあります。調査の結果、「クラドスポリウム・レジネ」という菌が、燃料を栄養にして繁殖していたことがわかりました。燃料タンクの材質はアルミニウムで、さびにくく腐食に強い点が特徴ですが、カビはこんな金属にも取り付いて、腐らせてしまったのです。
カビは条件さえ整えば、どんなものにでも発生し、腐食させてしまいます。想像以上のゲテモノ食いなのですね。
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