蚊はかゆいだけじゃない!蚊が媒介する病気のお話
蚊はかゆいだけじゃない!
蚊が媒介する病気のお話
2007年9月3日更新
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キャンプ、花火大会、ガーデニング、釣り、果てはお墓参りまで・・・。屋外でのいろいろなシーンで蚊はあなたを狙っています。蚊に刺されると赤く腫れてかゆみが出ますが、それだけではなく、蚊は病原体を運ぶことがあることをご存知でしたか?
世界中で知られている蚊の種類は約3000!
世界中で知られている蚊の種類は約3000。そのうち、日本に生息している蚊は約100種類と言われていますが、もちろん、全ての吸血する蚊が病気を媒介するわけではありません。しかし、副作用の影響で、日本脳炎ワクチンの定期予防接種は
2005年から事実上中断されていますし、海外に出かける機会も増えている昨今、馴染みのない病気でも、他人事でなくなるかもしれません。蚊によって引き起こされる病気についてのマメ知識をまとめてみました。
蚊によって引き起こされる病気
日本脳炎
| 感染ルート | 豚 → 蚊 → 人間 |
|---|---|
| ウイルスを媒介する蚊 | コガタアカイエカ![]() |
| 症状 | 発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害、けいれん等 |
| 発生地域 | 日本、韓国、中国、東南アジア、西アジア等 |
| マメ知識 | 免疫のない人が感染した場合、100人に1人から1000人に1人の割合で発症。重症例のうち50%が死亡、生存者の30〜50%に精神障害や運動障害などの後遺症が残るといわれる重篤な脳炎。 |
ウエストナイル熱(西ナイル熱)
| 感染ルート | 鳥 → 蚊 → 人間 |
|---|---|
| ウイルスを媒介する蚊 | イエカ、ヤブカ、ハマダラカ等の種類![]() |
| 症状 | 発熱、頭痛、筋肉痛、食欲不振 等 |
| 発生地域 | アフリカ、ヨーロッパ、中東、中央アジア、西アジア、 北米等 |
| マメ知識 | 1937年ウガンダ共和国でウエストナイル郡で発見されたウイルス。日本にはまだ発生事例はないが、1999年以降の米国での大流行により、日本への上陸が心配されいており、海外からウイルスを持った蚊が入りこまないように国際線が到着する空港で、蚊の捕獲調査を行っている。 |
マラリア
| 感染ルート | 人間 → 蚊 → 人間 |
|---|---|
| 病原体(マラリア原虫)を 媒介する蚊 |
ハマダラカ![]() |
| 症状 | 発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛 等 |
| 発生地域 | 熱帯・亜熱帯地域に広く分布し、東南アジア、アフリカ、中南米などの世界100カ国余りの国々で流行。東南アジアでは、森林、山岳地帯に多く流行し、一般に都市周辺部やリゾ−ト地では危険性が少ないが、アフリカは都市部であっても感染する可能性がある。 |
| マメ知識 | 日本では媒介する蚊の撲滅により、現在の発生者は、旅行先など海外で感染されたもの。毎年100名前後が報告されている。 |
デング熱
| 感染ルート | 人間 → 蚊 → 人間 |
|---|---|
| ウイルスを媒介する蚊 | ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等![]() |
| 症状 | 発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹 等 |
| 発生地域 | 東南アジア、インド、中米、南太平洋 等 |
| マメ知識 | かつての東南アジアの風土病も、地球温暖化に伴い、媒介する蚊の生息域拡大に伴い、流行する地域も広がっており、2001年〜2002年にはハワイでも患者が発生。媒介する蚊は空き缶などに溜まった水でも発生するため、都会で流行することも多い。 |
もっと詳しい情報は 厚生労働省検疫所の海外旅行者のための感染症情報FORTH へ
虫から身を守ろう
ウエストナイル熱やデング熱にはワクチンも予防薬もありませんし、マラリアも感染しても発病しないための予防内服薬が何種類かあるのみ。日本脳炎はワクチンの予防接種が効果的ですが、副作用を心配する影響から2005年からは定期予防接種が事実上中断されている状況です。まずは、自分たちでできることから予防を始めましょう。
蚊に刺されないことが第一の予防策!
戸外へ出かける時は、長そで、長ズボンを身につけよう!
竹やぶ、森林、水田、草むら、墓地など蚊が多く発生する場所に出かけるときには、できるだけ長そで、長ズボンを着用するようにしましょう。蚊は暗い色を好むので、明るい色の衣類を着用すると良いですね。
また、蚊は風が吹いているところではうまく飛べないので、風のある場所では刺されにくくなります。
また、蚊は風が吹いているところではうまく飛べないので、風のある場所では刺されにくくなります。
虫よけ剤を使おう!
なるべく肌を露出しない服装をこころがけるとともに、蚊取り線香を利用したり、手足などの露出している部分に虫よけ剤を使用したりしましょう。
肌に直接使用するタイプの虫よけ剤は、大量に汗をかいたり、水に濡れたりした場合は、虫よけ効果が落ちることがありますので、塗り直すことを忘れずに。
肌に直接使用するタイプの虫よけ剤は、大量に汗をかいたり、水に濡れたりした場合は、虫よけ効果が落ちることがありますので、塗り直すことを忘れずに。
その他、身近でできること
蚊の発生を防ごう!
蚊は、水面に卵を産みます。汚水槽、川、水田、下水溝などの他、ポイ捨てされた空き缶、お菓子の袋、ペットボトルのフタなどにたまったごくわずかな水でも、ボウフラ(蚊の幼虫)は発生するのです。蚊が多いというお宅のまわりでは、蚊の発生源になる水たまりや藪などが必ずみつかるもの。普段からこまめな注意が必要です。
普段からこまめな注意が必要です!
・ 家のまわりに古タイヤ、バケツなど、水がたまりそうなものを放置しない
・ 雨どいの掃除を定期的に行う
・ 庭やベランダの植木鉢の受け皿に水をためない
・ 外で飼っているペットの水入れ容器などの水は頻繁に取り替える
・ 子供用のビニールプールは、使用しないときは水を抜く
・ 身のまわりのゴミを拾う 等
・ 雨どいの掃除を定期的に行う
・ 庭やベランダの植木鉢の受け皿に水をためない
・ 外で飼っているペットの水入れ容器などの水は頻繁に取り替える
・ 子供用のビニールプールは、使用しないときは水を抜く
・ 身のまわりのゴミを拾う 等
蚊を侵入させないようにしよう!
蚊の侵入場所には防虫網、網戸を設置しましょう。虫よけ剤を置くのもいいですね。
また、庭の手入れをして、蚊が生息しやすい日陰の場所を減らしましょう。草むらは、刈り込みをして風通しをよくすることをこころがけましょう。
※参考文献
厚生労働省検疫所 海外旅行者のための感染症情報
東京都福祉保健局 蚊の発生防止対策パンフレット
また、庭の手入れをして、蚊が生息しやすい日陰の場所を減らしましょう。草むらは、刈り込みをして風通しをよくすることをこころがけましょう。
※参考文献
厚生労働省検疫所 海外旅行者のための感染症情報
東京都福祉保健局 蚊の発生防止対策パンフレット
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